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 体験 ロンドンの音楽生活  
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ロンドンの音楽生活

ロンドン、そこはクラシック音楽はもちろん、オペラ、バレエ、演劇、ミュージカル、大道芸人に到るまで

エンターテイメントが盛んでエキサイティングな街だった。

私自身、ロンドンの様々な教会でソロや室内楽のコンサートをする機会にめぐまれた。

観客にもいろんな人がいる。毎週楽しみに来ている人、ふらっと立ち寄った観光客、

クラシックおたくのようなおじさん、ホームレスに到るまで。

演奏していてみんなが楽しんでくれている、というのが伝わってくるのだ。

これは演奏者にとって本当に喜びであった。

コンサートの後、「あの曲のあそこが良かった」などと感想を言いに来てくれる人もいる。

イギリスでは人々が構えずに気軽に音楽を楽しむことを知っていて、またそういう土壌なのだ。      

一流の演奏家のコンサートも普段着で聴けてしまう。何と気楽なことか!


長く暗い冬が終わり、春が来て、太陽が見られるだけで心が踊り、

グレーな街に色鮮やかな花々が、まぶしいほどに咲き乱れた時のあの幸福感は言い尽くせないものがある。

ロンドンにはとてつもなく大きな公園がいくつかあり、少しでも太陽に当たろうと、寝転んだり、本を読んだり

また、リスと戯れたり、水辺の音を聞いたり。

そんな空間にいると、一瞬都会にいることを忘れさせる。そこで野外コンサートが行われるのだ。

街には弦楽四重奏団もたくさんいる。駅の構内でも、たまにとんでもなく上手い人がいる。

そんな時は、足を止めて聴き、拍手喝采になったりする。ピアノが運べたら!!といつも思っていた。

あの何とも心地よい空間に、また帰りたいと思ってしまうのです。                                                            
                                                           
   
                                 ロンドン交通事情

イギリス生活で生活して、忍耐を学んだ。というか気が長くなった。

なぜなら、すべてにおいて日本のようにきっちりとしていないから。

郵便物はよく紛失するし、頼んだ家の修理にもなかなか来ない。そして地下鉄のよく止まること!!

信号機の故障などとアナウンスが流れ、突然、何分も止まってしまうのだ。

でも、イギリス人は何事もないように、あせりも怒りもせず、ただ黙って新聞を読んでいたり、

音楽を聴いたりしている。日本だったら、キレる人続出だろう。

止まるのが当たり前だから動じないのか、恐ろしく寛大なのか、我慢強いのか?

私は地下鉄に40分も閉じ込められたことがある。

プラットフォームの電光掲示板も決して信じてはいけない!!

行き先が違っていたり、"あと、5分で電車が来る"との案内。

やった! もうすぐだ。と思うのはまだ早い。待てど暮らせど電車は来ない。

5分ってこんなに長かったっけ? もう、何を信じていいのやら。


でも紳士の国と言われるのはわかる、ということもある。

バスなのでお年寄りが乗ってきた時、どんなに怖い面の人、不良少年でも、スッと席を立つのだ。

その行動の自然なこと。それに順番はきっちり守る。

バスを待っていて列を作っていない時でも、乗る時になったら、「あぁ、あなたの方が先に来てたわね。」

と譲ってくれるのだ。

割り込みなどほとんどあり得ない。無言のうちに秩序が保たれているところは、さすがだと感じさせられる。

その習慣が身に付き、日本(特に福岡)で、ぼーっと待っていると、

いつの間にかおばさま方に背中を押され、割り込まれるのであった。



とても興味あるイギリス体験記ですね。

まだまだ続きはあるのですが、この先は「Harumi Oba ピアノの部屋」でご覧ください。

ここへもどるには、プラウザの「戻る」でお戻りくださいね。



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