ナイトーン(NighTone)は、ピアノの音を「体感10分の1」にすることができる画期的な商品です。ワンタッチで切り替えすることで、大きな音を出せない早朝や夜中でもピアノを楽しむことができます。
発表会やコンクール前に、時間を気にせず練習できます。これからのピアノの常識が変わります!
基本構造

弱音器フェルト(真ん中のペダル)を加工し、それぞれのピアノに合わせて一音分ずつ裁断。その上に更にフェルトを使用し厚みをつけて、従来の弱音器ペダル使用時より、はるか に小さな音での演奏を実現しました。従来の弱音器ペダルの体感音量は通常の2分の1ほどですが、10分の1ほどまで小さくなったと感じられます。

いままでのフェルトは一枚構成になっておりますので、一つのハンマーが動いてもフェルト全域に抵抗が伝わってしまい、タッチが重くなりモコモコした感覚になります。ナイトーンは、一音一音が分離していますので、フェルトの重さを感じなくなり、普通に弾いた時と変わらない自然なタッチ感で、クリアで美しい音色が再現されます。

厚みのあるフェルトを使用すると、通常は隣の音まで同時に鳴ってしまいます。
ナイトーンは、1音1音の弦の切れ目に合わせてフェルトを裁断することにより音の独立を実現致しました。
ただ一枚の厚いフェルトを貼るだけでは柔らかいため、フェルト同士が絡み合ってしまいきちんと動作してくれません。
ナイトーンは、奥(弦寄り)にあるフェルトが白いフェルトのおもりの役目も果たして、もたつきを防いでいます。
ナイトーンの重要な3つのコンセプト!

①アコースティックで美しい音を奏でること

②ピアノのタッチを変えないこと

③ピアノにダメージを与えないで取付すること

サンプリングされた電気の音ではなく、あなたのピアノの生音がそのまま小さくなります。そしてタッチをはじめピアノの機能を落としたくないという思いと、取付にピアノに穴をあけたり、木材を切り取ったりするようなダメージを与えたくないという、ピアノに対する愛情から誕生した製品でもあります。この3つのコンセプトを持つ世界唯一の製品が「ナイトーン」なのです。

お申し込みは

ぴあの屋ドットコムへお電話またはメールにてお申し込みください。ピアノ購入やピアノリメイクのタイミングに合わせてご依頼いただく方がとても多くいらっしゃいます。

ナイトーンの料金について

<アップライトピアノ>

UPライトモデル ¥110,000(税込)+作業料
ご試弾について

・京都市伏見区深草谷口町111-42 ぴあの屋ドットコム本社
 にデモ機(UP)が用意されています。

その他

ナイトーンは、認定技術者でなくても、調律師であればだれでも普通に調律できますのでご安心ください。通常の弱音レールを取り外す作業と同じです。

アクションのフレンジコードが切れている場合や、ピアノの整調が大きくずれている場合には、取り付け前に修理や寸法調整を行なわないと正しく取付できない場合がございます。その場合修理費用は有料になりますので、ご了承ください。

石山社長がこのナイトーンを見て思ったこと

「正直、初めてナイトーンを知った時、こんなもの自分で作れるよ。弱音マフラーに切り込みいれて、赤いフェルトを貼っただけでしょ?」。最初はこう思いました。ほとんどの調律師はきっとそう思うはずです。

でも違いました。1台取り付けるのに、下準備に2時間、取り付けに3時間程度かかります。何度も実験を繰り返して、最適な素材と加工方法を見つけて完成したものです。精密技術の結集のような商品です。

○フェルトの柔軟性および音色の質を高めるための、安全な薬品をつかった加工
○最適な柔らかさにするために、フェルトを歯車に通して加工
○ななめに張った弦の角度に合わせた切断
○タッチに影響を与えないように、ミリ単で調整

見れば見るほど、この作業には熟練した調律師でないと無理だと分かります。もちろん特許出願済みですので、勝手に似たものをつくることはできません。1台一台にシリアルナンバーを入れ、誇りと責任をもって取り付けしています。ワンタッチ操作で生音とナイトーン音の切り替えができますので、とても便利です。これが世に広がれば、ピアノの騒音トラブルは格段に減るだろうと思います。

電気の音がヘッドフォンから聞こえてくるのではなく、今自分が持っているピアノの音がそのまま小さくできる装置です。 今までの消音ユニットも素晴らしい発明ですが、 消音ユニットと共存共栄できる新しい装置が、ついに世に出たのです。

※ナイトーンは全体的に音量は落ちますが、低音域は周波数の関係で振幅波が大きいため、体感で高音よりも大きく聞こえる場合があります。実際音量は小さくなっていますので、ご安心ください。

TEL 075-645-7111 メール info@pianoya.com

※ナイトーンのすべてのお問い合わせはぴあの屋ドットコムで受け付けしておりますが、東京の田上ピアノチューンに直接お電話される場合には、「ぴあの屋ドットコムのサイトを見て連絡した」と、必ず一言お伝えください。