過去に入荷した中で、もっとも傷修理個所の多いダントツ1位のピアノ
五十嵐友美調律師が、全塗装しています。
ママはがんばってますよ~
☆ぴあの屋まーちゃん☆
今日のリメイク ビフォアーアフターは外装の傷修理です。
実はピアノの修復作業で外装の傷修理が一番時間がかかると思っています。
中古ピアノには音が良くても、外装の状態が良くないピアノは当たり前のようにあります。
でも、見違える様になったピアノを見たときはやはり達成感が違います。
今回は傷の修理前の写真を撮るのを忘れてしまったので、作業工程と綺麗になった外装になります。
まず、傷を埋めて、整形している所です。
この時は削った粉が沢山出るのでマスクは必須です!
下地処理が一番大事な作業で後からだとやり直しをするのに時間がかかってしまいます。
次に形が整えば、塗装に入ります。
他の部分に色が付かない様にしっかりと「マスキング」をしてから塗装します。
塗装後はまだ、表面に凹凸があるので、凹凸を取り、表面を滑らかにする必要があります。
最後に滑らかに表面を研ぐと艶が出て、外装が輝きます。
この後にまだ、細かい粒子の研磨剤で磨き上げてさらに艶を出す作業を行います。
全ての傷修理に塗装作業をするわけではありませんが、ぴあの屋ドットコムではこの様な外装修理をしています。
さすがに新品とまではいきませんが、「新品ですか?」と聞きたくなるくらいまで綺麗にすることができます。
作業自体を見る事は多くないですが、お届けまでにこう言った作業をしてるんですよ。
整備風景を見て、「だからピアノは大事に使うんだよ」と教えて頂いてるお母様もおられました。
京都倉庫に来て頂ければピアノの内部、作業中のピアノ等普段見れない部分を見て頂けますので是非御来店ください。
桐迅
本日2回目のリメイクビフォアーアフターです。
キャスターに続き、今回は音の増幅装置「響板」です。
先日入荷したピアノの響板が凄かったです。でも諦めませんよ!!
埃の絨毯ですね!
見ていても綺麗にならないのでまず、ブラシをかけながら掃除機をかけてみました!
ブラシと掃除機だけでもかなり違いますね、でもまだまだです。
最後に水拭きです。
ブラシや掃除機で取りきれなかった埃を水拭きで綺麗にしていきます。
汚れているから、埃がたまっているからと言って諦めないでください。
思っている以上にピアノは綺麗に出来るんですよ。
悩んでる方は是非相談して下さいね。
桐迅