体験 ピアノ選び体験記⑤ 

ピアノ選び体験記⑤         by らみい   (音楽大好きママ「らみい」さんと共同企画

アグラフ
それから、しばらくして営業のルーさんから電話がありました。


「今度、お近くのダイ○ーで展示会をやるんですよ。

それでダイ○ーの○MCカードで買うと1%引きなるんですけど、

[らみい]先生は○MCカードお持ちですか?その場でも作れるんですよー。」


はあ、今度はダイ○ーとつるんでるのね。

しかし、この前言ったでしょ。私はできるだけ安く買うことが大事なのではないって!

たかだか1%くらいにつられると思ってんの?!

それからルーさんは私が学校に勤めていると知るやいなや、私を「先生」と呼ぶようになったのです。

「あのー、その先生っていうのやめてもらえませんか?

私、今音楽の教師ではないし、ピアノの先生でもないんですから。」

「そうでうすかぁ。あ、それでですね、そこに入っているB-80がとてもいい音色なんですよ。

これなら[らみい]さんにも気にいっていただけると思って。」

まあ、近いので行ってみようかな、と思いつつも仕事もあってなかなか行かれません。

しかし展示会には期間がありますから、ルーさんからは「いついらっしゃいますか」

とせっつくような電話が何度も。
しかも長女のレッスンのときには「先生から」展示会の案内について

手書きのお手紙が手渡されました。

いやー、先生もピアノを売らねばならないとは大変ですねー。

それでなんとか時間をつくって行ったのですが、次女を連れていかなければならない羽目に。

B-80はたしかにこの前お店にあったのよりは音が落ち着いているような気がしましたが、

やはり音のつぶがそろっていないようです。

しかしその前に試弾しようにも子どもが騒いだりうろちょろして、それどころではありません。

しかもダイ○エーの中はうるさくて、音もよくわからないのです。


そのときはちょうどルーさんはいなくてルーさんのアシスタントという人がいました。

前にお店の方で会ったことがあります。そのときルーさんが

「この人は以前A社の講師をしていたんですよ。」

と言いました。それって何を言いたいんでしょうか・・・?!

それでこの人が、「B-80はとてもいい楽器ですよー」と言って、「エリーゼのために」を弾いてくれました。

でも、なぜエリーゼのためになのー!?それなら私でも弾けるよー。

まあ、一般的にはこういう有名な曲の方がいいんでしょうが、

私がピアノ専攻ではないが、一応、音大卒って知っているんだから、

もっと大曲をバーンと弾いて、「どうだー!!」ってやった方が「よし、買ったー。」

ってことにはならないにしても、もうちっと購買意欲がわくのでは・・

・・・と、思ったら

「先日は、失礼しました。[らみい]さんは音大卒でグランドピアノも以前お持ちだったそうですね」

と言いました。この前はまだルーさんからは聞いてなかったみたいです。


その人にB-60とB-80の違いについて、

鍵盤の材質と、外観(譜面台など)意外にはどこが違うのかと言うことを聞いてみました。

それによると、B-80はアグラフを採用している、トーンスプレッダーの位置が違う、

支柱の数が多い、ということでした。

アグラフ?なんだろう。

ということで、早速まーちゃんにメール。いつものようにすぐにお返事です。



こんにちは!

アグラフについてですが、グランドピアノに使われているもので

弦の間隔を一定に保つ働きをしています。

といいましても、アップライトでアグラフを使っていないものでも弦の間隔は一定です。

アグラフを使うと、製造のときに弦を1本1本、アグラフの穴に通さないといけませんので、

手間がかかり大変です。(シルクハットに穴が三つあいているような形です)

その分、当然部品代と手間賃が価格に上乗せされています。

アグラフだから音がいい。音律が安定しているとは私は思いません。

グランドは弦の状態が見えますので、アグラフに通していると見た目が綺麗でしょうね。

また構造的にアグラフがないと、弦を固定する事が出来ません。

アップライトピアノには長いバーがアグラフの役目をしています。


私の個人的な意見ですが、アップライトピアノにはアグラフをつかう意味はあまり無いと考えます。

販売の時に「グランドの部品を使っているんですよ」というトークにはよく使われます。

支柱の本数に付いては私は把握していませんでした。ゴメンなさい。

支柱は多いほうがいいです。音律を安定させるのに、家でもそうですが柱が多いほうがいいですよね。

そう言う意味でB-80は勝っています。


予算さえ合えば、B-80が当然いいでしょうね。予算に無理をして

価格の開きだけの差がないピアノを買う必要はないということです。

トーンスプレッターは音が前に出るようにスキマを空けているものでB-80は

譜面台の裏側に隙間を空けてあり、そこから前へ音が出るように作られています。

上のフタを空ければ同じ効果があります。

(あまり知られていませんが、隅間を空ける突き上げ棒があります)


 

B-80の最大のメリットは、譜面台の目の位置がグランドと同じだということです。 

デザインが、グランドの前半分を切ったような形でしょ?

グランドに弾きなれたかたなら、断然有利です。

とことん試弾して、検討してくださいね。


なるほど・・

ところで支柱の数ですが、後でルーさんに聞いたところ

「あれ?B-80って多かったっけ?」と言っていました。

ということで多いかどうかはいまだ定かではありません。

ご存じの方がいらっしゃったら教えて下さいね。

それから後で知ったことなのですが、普通のアップライトのように

蓋の裏に譜面台があるタイプのものだと、フォルテシモを弾くのに腕を高く振り上げたりしたとき、

手が当たって楽譜を吹っ飛ばしてしまう方もいらっしゃるそうです。(らみいには経験ないのですが)

そういう点でもグランドピアノと同じタイプの譜面台はいいかもしれません。

さてさて、もちろん展示会に行ったその日にルーさんから電話がありました。

その後のやりとりをお楽しみに!



  次号につづく・・・


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