心の窓 「めぐり逢い」 2013.5.23

掲示板でみつけたお話し。

独身の頃、スーパーで財布を落としてしまい会計の時に気付きました。
5万円入ってました。(カード、免許証も)

すぐサービスカウンターに行ったら、中学生くらいの男の子が届け出ていたところでした。
「あ~~ 私のです!」って言って手元に戻りました。
その子が神様に見えました。

「お礼を」と申し出たのですが、「僕これから塾なので・・」と風のように去って行きました。
カウンターの人が 住所、氏名を控えておいてくれたので、後日図書券(3000円)とお菓子を持ってお礼に伺いました。

出ていらしたお母様にお礼を言いましたら
「あら~、そんな事があったんですか?
 息子は何も言いませんでしたので・・お気遣いない様に」
とのことでしたが、気持ちよく受け取ってくださいました。

それから3年ほどして、公衆電話でセカンドバッグの忘れ物を発見。
中身を見てみると 封筒に入ったお札がぎっしり!

一瞬・・「自分の物にしちゃおうかな」って悪魔のささやきが・・
でも、前に親切な人に私は助けられたことを思い出し、そのまま交番へ持っていきました。

おまわりさんが中を調べると、現金450万円、カード、小切手、カギ、通帳などがいっぱい。
交番に届けた時って全部書類に書かされるんですね。
すごく時間がかかりました。

おまわりさんが勤務先や自宅の住所に電話をかけ、私が書類を書いてる時に落とし主が現れました。
今にも泣き出さんばかりの顔で「本当にありがとう」と何度もお礼を言われました。

その人は温泉ホテルの2代目で取引先の支払いに行く途中だったそうです。
それがなければとても大変な事になりそうだったそうでとても感謝されました。
特別宿泊券(無料)を10枚くらい頂いたんです。

家族や友達と利用させていただいたんですが、こちらが恐縮するくらい丁寧なおもてなし・・
10年以上たった今も、暮れになるとお歳暮と宿泊券(家族4人分)が送られてきます。

もう充分して頂いたのでと辞退を申し出ても、現在、社長になられた当時の落とし主は
「僕がこの旅館に携わるうちは続けさせてもらいます」
と断固受け入れてくれません。

今では家族ぐるみのお付き合いまでさせてもらってます。
人間同志のめぐりあいって不思議です。

あの中学生に拾ってもらわなければ450万円を自分の物にして、
一生うしろめたい気持ちをかかえたまま生きてたのかな?って時々思う事がありますから・・

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マーちゃん

マーちゃん の紹介

ぴあの屋ドットコム代表 ピアノを弾く時にはリチャード石山と言われています。
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