ダイエーでずっと買っていた大好きな梅酒が突然なくなったとだいぶ前のブログに書いたのですが、
やっと見つけました!! コクあり梅酒です~!
リカマンで普通に売ってました ダイエーよかかなり安いし大満足
すごく飲みやすいのでみなさん是非飲んでみてください
ロックが一番おいしいと思います
■きのした■
東京のジャズピアニストの方から下記のようなメールがきました。
***********************************************************
はじめまして、私はジャズピアニストの河野康弘と申します。
ピアノの再生活動をしています。
東京の吉祥寺でピアノを提供してくださる方がいて、できたら
首都圏の福祉施設に寄付をしたいと考えています。
まだ寄贈先が見つからない状態です。
ピアノを置いている住宅を11月15日ころに解体することになっ
ていて、ピアノの行き先が決まらない場合は住宅と一緒に解体
して廃棄になります。
ピアノを助けたいと思い相談のメールをしました。
ヤマハの40年くらい前の2本ペダルの木目のピアノで、まだま
だ十分に使用できます。
無償で引き取っていただければ、うれしいです。
連絡をお待ちしてます。
河野康弘HP http://www.ne.jp/asahi/wahaha/wahaha/
地球ハーモニーHP http://www.wahhahha.com
*********************************************************
社会貢献ピアノを行っているぴあの屋ドットコムのHPを見つけられて、上記のように連絡いただきました。
現在、2階に設置してありますので、
関東圏で運送費用が、35000円程度はかかるかと思います。
運送代はご負担ください。
ピアニストの方が、まだまだ使えるとおっしゃってますので、
大丈夫かと思います。
木目も素敵なピアノのようです。
このピアノを欲しい方は、大至急ぴあの屋ドットコムに
ご連絡ください。
どなたもなければ、私のところで引き取りますが、
できれば関東の方が使っていただくのがベストだと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
YAMAHA U3C
製造番号 170135
ピアノのある場所
東京都武蔵野市吉祥寺*-*-**
で、また昨日、
お嫁入りした、ヤマハピアノの調律に伺いました。
男のお子様は、
調律させて頂いてる途中は、
電車の模型で楽しそうに遊んでいらっしゃいましたが、
終わった後お願いしたら、
上手に みつばちマーチを弾いて下さいました。
子役の俳優さんにされてもよいくらい、
かわいい男のお子様でしたよ。
ピアノが弾ける男の子は、ほんとにかっこいいですね。
お客様は、私の実家がある市にお住まいの方でした。
高台の綺麗なおうちで、
また窓からの眺めが素敵でした。
久しぶりの故郷の風景にうっとりして
うそではなく本当に10~20秒間、
調律の途中でぼんやりしてしまって、
はっと気を取り直して
再開したりしてました。
お母様もピアノを弾かれる方で、
今はまたフルートを演奏されていることをお話し下さったり、
そして最後には、
来年もまた来てね、とご家族皆様に言って頂けて、
こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
どうか、素敵な音楽ご一家に なられて下さい。
少し前のことになってしまいましたが、
茨木市のお客様のおうちに
調律に伺いました。
雨の中、少し駅から歩いた場所だったのですが、
無事到着してほっとしてご挨拶すると、
お母様と、
かわいいお嬢様が2人、
待っていて下さいました。
ピアノも立派な、黒色のヤマハピアノです。
調律が終わってから、
上の小学生上学年のお嬢様にお願いしたら
ソナタをバンバン、弾いて下さいました。
きっといつも一生懸命練習されていたのでしょうね。
またまたほっと一息つき、挨拶をしておうちを出ましたが、
数分すると、後ろから
さっきまで演奏して下さっていたお嬢様、
そして、さらにその後ろからお母様が
息せき切って追いかけて来られました。
何と、
いただいた大事な調律代金を
うっかりお宅へ置き忘れて帰ってしまっていたのです。
素敵な演奏を聴いて、ホッとしすぎたんでしょうか(泣)
外は雨の中です、何度も謝りました
ほんとにお母様、お嬢様、ごめんなさい、申し訳ありませんでした
でもどうか、良く練習して、ますます上手になってくださいね。
日々の作業で私が考えることを今日はお話しますね。
たとえばネジを締める場合。
6か所のネジを締めないといけないとします。
1か所づつ、しっかりと締めていっても、
6か所全部を締めると、最初のネジが緩んでいます。
また最初からやりなおしです。
私のやり方は、最初から大まかにネジを締めていきます。
6か所終わったら最初からもう一度締めるつもりでやるのです。
なんどかやっているうちに、全体が均等に締まっていきます。
それでいいのです。
最初から、完璧にやろうとしても無理がかかります。
これがバランスということです。
全体をみて行動するということ。
それでは、お茶を急須で6つの湯飲みに入れるとします。
最初の1杯めから満タンに入れると、6杯目の湯のみのお茶がとても濃くなってしまいます。
少しずつ全体が同じ濃さになるように入れていきますよね。
これも分かりやすい例です。
ピアノの調整作業も、最初から完璧に仕上げていこうとすると
結局最後にはやり直しが必要になるものなのです。
初めにざっとやって、70%ほどの出来でとにかくやってしまうことです。
そして、見直して極端にずれているところを直す。
それで80%の出来になって、もう一度ざっと見直して、90%の出来。
このように、全体的にバランスを見て精度を上げていくのが、
結局は早く正確に仕上がるコツなんです。
私は、調律がとても速いです。
調子のいい時には、35分で仕上がります。
通常で45分くらい。
もし、1時間半もかけてやると、私の場合はかえって精度が悪くなります。
バランスがよくないんです。
もちろん耳がつかれてくることもあります。
「今度の調律師さんは時間をかけて丁寧に調律してくれた」、といわれるお客様もありますが、
そういう基準でいうと私の調律は丁寧じゃない、という評価になってしまいます。
かけっこに早い人もいれば遅い人もいる。
調律がゆっくりだから、という基準ではなく、その仕上がりがどうかということが
大事だと思っています。
時間は早くても、私の調律はとても狂いにくいんです。
1年後でもけっこういい状態をキープしていることが多々あります。
もちろん、調律以外の調整や修理があれば時間はたっぷりかかります。
なにがいいたいのかといいますと、時間じゃないんです。
バランスよくいい状態になれば、弾いていて気持ちいい状態になれば
私はそれが一番だと思っているのです。
社員にもいつも言っています。
寸法どおり整備ができたからそれでよし、ではない。
お客さんの立場で、ピアノの前にすわって弾いてみて
いい音がして、弾いていて気持ちいいかどうか。
この意識をわすれたらダメだということです。
なぜ、その寸法にしなければならないのか。
学校で習ったから?
違います。
その寸法で調整することで、弾きやすくていい音がして
お客様が喜んでくれる。
この意識が大切だということなんですね。
10月にものすごい数のピアノが売れたものですから、
社員は遅くまでのこって、一日でも早くお届けできるように頑張っています。
その中で、このような意識を絶対に忘れずに作業を続けてほしいと
思っています。☆まーちゃん☆