心の窓メルマガ版 7 「ディズニーランドのお子様ランチ」

ディズニーランドのお子様ランチ

有名な話でご存知の方も多いかと思いますが、こんなエピソードをご紹介しましょう。

ある若夫婦が東京ディズニーランドに来ました。そして中のレストランで、お子様ランチを注文したのです。ディズニーランドではスタッフのことをキャスト、お客様のことをゲストといいます。ゲストの注文に対して男性若いキャストはこう答えました。

「お子様ランチは規則で9歳以下の方しか注文できないのです。申し訳ございませんが他のお料理はいかがでしょうか?」。
すると夫婦は肩をガックリ落として「わかりました・・・」と答えました。

ふつうならそのままで終わるはずです。しかし肩を落とした夫婦の姿を見たキャストは何かを察して話しかけました。
「なにかお子様ランチをご注文される理由があるのでしょうか?」。
奥様は答えました。
「実は、死んだ子供の思い出に食べたくて・・・」。
「亡くなった子供さんに・・・」キャストは絶句しました。

「私たち夫婦は子供がなかなか産まれなかったのです。求め続けてやっと待望の娘が生まれましが、体が弱く一歳の誕生日を待たずに亡くなってしまいました。私たち夫婦は泣いてこの一年を過ごしました。でも、いつまでも泣いて暮らしてはいけないと話し合って、娘の一周忌の記念に娘と来たかったディズニーランドに来たのです。そしたらゲートのところで渡されたマップに、ここにお子様ランチがあると書いてあったので、娘との思い出に、お子様ランチを食べようと思いました」
そう言って夫婦は目をふせました。

キャストは「そうだったのですか。では、どうぞ召し上がってください」と即座に応えたのです。そしてこう付け加えました。
「申し訳ございません。そこはカップル席です。ご家族の皆さま、どうぞこちらのほうに!」と二人席のテーブルから四人席のテーブルに夫婦を移し、それから「お子様はこちらに」と大人のイスを一つ外して子供用のイスを用意しました。

しばらくして運ばれてきたのは三人分のお子様ランチ。
そしてこのキャストは「ご家族で、ごゆっくりお楽しみください。お子様の分は私たちからのサービスです」と笑顔で立ち去りました。
夫婦は感激のあまりその場で泣き崩れてしまいました。。。

ディズニーランドのお子様ランチの話はいろいろなことを教えてくれます。このキャストの行為はもちろん規則違反です。でも、ディズニーランドではこのキャストを責めることはしません。周りのスタッフは拍手で迎えるのです。

どうすればお客様が喜んでくれるのか、ありがとうといってもらえるのか、それを第一に考えています。だからディズニーランドはリピートが多いのです。

それではもう一つのエピソードもご紹介しましょう。
ある女性のゲストがレストランのトレイに大切な結婚指輪を忘れて出てしまいました。
店を出てしばらくしてからそのことを思い出し、あわてて戻ってキャストに話ました。

若い女性キャストは「わかりました。すぐに探しましょう!」と厨房に行きましたが、どこにもありません。きっと気付かずにゴミ箱へ行ってしまったのだと思ったキャストは、残飯とかにまみれたゴミに手をつっこんで探し始めまたのです。

ゲストもそんな様子に、「もういいです。あきらめます」といいましたが、「いや、なんとしても見つけます!」といって隅々までさがしましたがやはり見つかりませんでした。

ゴミは大きな集積場にいってしまったあとだと気付いた女性キャストは、なんとその集積場のゴミの山に入って行き、きれいなブラウスもスカートもドロドロになりながら探しているのです。そんな姿をみた周りのキャストも手伝い始めました。
そんなゴミの山から小さな指輪を見つけるなんて、砂浜で落としたコンタクトレンズを探すくらい困難なことです。

しかし、なんと3時間後、その結婚指輪は見つかったのです!
まわりからは大きな歓声が上がりました。
もちろん指輪を無くして、もうあきらめかけていたゲストは大喜び。

ディズニーランドの理念は、笑顔でゲストに帰ってもらいたい、というこの1点にあります。その理念がすべてのキャストの心の奥深くに浸透しているからこそ、このような行動ができるのでしょうね。

このように、相手の立場で常に物事を考えられる人になることはとても大切なことです。
どんな仕事でも、また普段の生活でもそういう意識をもって接することが大切だということを気付かせてくれるエピソードでした。

そして人に求めるばかりではダメですね。微笑みの欲しい人は微笑を与えること、愛されたい人は人を愛すことです。逆に殴られたい人はカンタンです。人を殴ればいいのです。

「したことは返る」。作用反作用の法則です。山に向かって「バカヤロー!」と叫べば、「ありがとうー!」とやまびこは返ってきませんよね。必ずバカヤローと帰ってきます。
今起こる出来事はすべて、過去にあなたが行ったことが形を変えて返ってきているだけだと思えば、今からするべきことは一つです。

そう、「ありがとうと言われる生き方」を実践することです。

ぴあの屋ドットコム 石山

ご感想をいただきました

Kさん:
何度聞いても素晴らしい話ですよね
リッツカールトンのホスピタリティーも、同じ考え方ですね。
人間関係の基本は、「自分が相手に立場だったら、何をして欲しいか?」を考えることから始まりますよね。

Oさん:
このお話は、長男(小学生)の道徳の授業で担任の先生が紹介していました。
参観だったのですが、感動し涙が出ました。
あとで聞いたところ、教科書通りではなくご自分で探してきたお話だということでした。
本当に、世の中捨てたもんじゃない・・・、素敵な人がたくさんいらっしゃるんですね。
「心の窓」のお話は、私にいつも大切なことを思い出させてくれます。

Oさん:
人の心、想いを汲み取りそれを、行動に移せることが素晴らしいですね。
なぜ、ディズニーランドが今だ人気衰えず、続いているのかが解かります。
私の子供の末っ子が、3歳の時初めて行きました。
あれから25年がたったのですが、昨日のように思い出されます。
ディズニーランドの教育プログラムは定評がありますよね。素晴らしいです。

Aさん:
ああー。朝から涙ぼろぼろです。私は介護の仕事していますので将来人にどう接してもらいたいか、考えながら患者さまに心磨きのレッスンをさせて頂いてます今日のディズニーの話しをいつも心に若いキャストに恥じないよう生きて行きます。ありがとうございました。

Nさん:
いつもありがとうございます☆
お子様ランチ……☆
このお話も素晴らしい愛のお話ですね。
読みながら涙が止まりませんでした。
この世に生まれ育った今…やはり愛し愛されたいと思います。
これは人間である以上永遠のテーマではないかと思っていましたが…
簡単な事なんですね…
ありがとうと言う気持ちを大切に…
改めて痛感しました。

石山さんの心の窓はふと忘れてた(当たり前の事)を思い出させてくれたり、起動修正してくれたり…感動をいただけたり…
感謝感謝です。本当にありがとうございます。

NEさん:
いつも感動する素晴らしいメールを頂きましてありがとうございます。この話しは講演会で何度か聴きましたが、その時も涙を流しながら感動、感激しました。てこの度はメール・文章をよみながら涙が止まらない程、感激、感動しました、又文章を声を出して読む、事の大きな気づを得ました。心より感謝申しあげます。

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マーちゃん

マーちゃん の紹介

ぴあの屋ドットコム代表 ピアノを弾く時にはリチャード石山と言われています。
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