京都の木工職人の工房に行きました☆

吹田倉庫で作業をしている、大山調律師に
「ピアノの飾りモールを作ってくれる職人知らない?」
と尋ねると、そのまた知り合いの調律師の知り合いという
京都の木工職人を紹介してもらって、今日会いに行きました。

見本になるピアノのモール付き上前板を持っていってみてもらいました。
こんな風に作れますか?
というと、なんとかやってみましょう! ということになりました。

京都の下賀茂で工房を持っている「中村兼三さん」という方で、
おもに、額縁を手作りで作っているそうです。

木のことについていろいろな面白い話を聞きました。

たとえばある大工は、一山ごと全部買って、そこに生えている木に印をつけ
家を建てるときに、北側に生えている気は、家の北側の柱につかい、
日のよくあたる南側には、当然南に生えている木を使うそうです。

それが自然に逆らわない使い方だと言われていました。

また昔の古い農家の家など取り壊して建て替えるときに
その材木を捨ててしまうことが多々ありますが、
あまりにももったいない、と言ってられました。

とにかく今はいい木が取れないから、少々の環境の変化でも木が反らない
昔の木をつかうのがいい、とのことでした。

今回制作を依頼した、ピアノのモールですが、木が反らないような材料選びからしてくれるそうです。
手作りの感覚を残した雰囲気があったほうがいいかもしれない、とも言われていました。

こういう職人の工房にいくとなぜかワクワクしますね。
良い経験ができました。

最初のモールは1か月後くらいにできるそうです。
ピアノに貼り付けてきれいになればいいですね☆

☆まーちゃん☆


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マーちゃん

マーちゃん の紹介

ぴあの屋ドットコム代表 ピアノを弾く時にはリチャード石山と言われています。
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