調律でいろいろなおうちを回っていますと、奥様方がいろいろなことを教えてくれます。
子育てはこうやったらいいよ、とか主婦としての経験談をたくさん教えてもらえますし、
また、ご主人などかおられるときには、あらゆるあらゆるジャンルの、
その道のプロといわれる方もたくさんおられて、
好奇心の強い私にとっては、毎日がとっても刺激的です。
★先日、こんなことも教えてもらいました。
「ねえ、石山さん!
京都にお住まいだけど、京都って漬物の本場でしょ?
電子レンジで漬物を作る方法って知ってる?」
「え? 聞いたことありませんけど・・・」
「えー! 知らないの? 最近全国的に流行しはじめているんですよ」
「そんなに手軽に出来る方法が発明されたんだったら、教えてくださいよ! 妻に教えたら、きっと喜びます。」
そういって、私はメモを取り始めました。
「あのね、まず漬物を漬ける桶がなかったら、お店で買ってくるでしょ。
そして、その中に白菜をきれいに均等に並べるの。
塩をその上に振るんだけど、ミネラルたっぷり入った赤穂の粗塩なんかがいいかな。
それから、その上にそっとフタを置きます。そっとですよ。
次に、
電子レンジを持ちあげて、ドン!とその上に置けばいいのよ!
私は、思わずペンの動きを止めました・・・。
そのとき、さらに追い討ちを掛けるように、こう話されました。
「その時ね、コンセントは抜いておくことがコツよ。
だって、感電したら怖いからね!」
そういって、奥様はいたずらっぽい目で私の反応をうかがっている様子でした。
私はその後、2分間笑いが止まらなかったことを覚えています・・・。
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★こんな話も聞きました。
「石山さん、長生きのコツって知ってる?」
「体にいいものを食べてたらいいんでしょ?」
「いいえ違うの、その人の”考え方”が全ての決めるのよ。
人生をいかに楽しむか、また回りを楽しませるかということだと思うのよ」
「うーん、よくわからないです・・・」
「100歳の双子のきんさん、ぎんさんって知ってるでしょ?
ある記者が百何歳かの誕生日にこんなことを聞いたのよ。
「たくさんテレビに出たりして、きんさん、ぎんさんの所に
いっぱいお金が入ってきましたけど、そんなにお金を貯めてどうするんですか?」
「きまっとるじゃろ、老後のためじゃよ・・・」
100歳を過ぎて、”老後”もないと思いますが、
これは人を笑わせる一流のギャグだとしたらすごいと思います。
ほかにこんな話も聞きました。
世界一の長生きで、ギネスブックにも載った、泉重千代さん。
たしか120歳くらいまで生きた方です。
長生きの秘訣は「くよくよしないことと、腹八分」といつもおっしゃっていました。
レポーターが質問しました。
「女性はどういうタイプがお好きですか?」
「やっぱり、年上の女かのぉ。」
年上の女性なんて、地球上に一人もいないはず・・・。
まだまだ続きます。
ある町にとても元気の良いおじいさんがいました。
年は95歳。
足腰がとても丈夫で、毎日自転車にのって出かけていきます。
ある人がおじいさんに訊きました。
「ねえ、おじいさん。老人ホームに入居しているわけでもないのに、
どうして毎日、わざわざ自転車で坂道を登って、通っているの?」
「決まっとるじゃろ。あそこには
85歳とか90歳の若い女がうじゃうじゃおるんじゃ。」
確かに、おじいさんの95歳からしたら、5歳から10歳も年下の若い女には違いありませんが・・・。
これらの話、長生きしている人は、みーんな考え方が前向きですね。
見習おっーと。
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★さらにこんな話もあります。
アメリカのあるジャーナリストが、思い難病にかかってしまいました。
普通は、悩み苦しむところですが、
このジャーナリストは、その後の一切の治療を中止させ、
そして、大きなテレビとビデオデッキを病室に持ち込んで、
いったい何が始まったんだろうと思っていると、
1日中、アメリカ全土から取り寄せた、コメディー番組のビデオや
日本的に言うと、漫才や落語のようなもの、をまるまる一週間
見続けて、ずっと大声で笑っていたそうです。
そして、再検査。
すべて、異常なしとして、正常な状態に戻ってしまったそうです。
人は、1回笑うと、体内にだれもが持っているガン細胞が5000個消滅するそうです。
笑う門には福きたる、という言葉のあるとおり、笑いには大きなエネルギーがあるのだということが、よく分かります。
ガンと戦ったらダメ、と最近はよく言われます。
つまり、戦いの心、怒りの心をエサにして、さらに増殖を繰り返すのがガンの特徴ですが、
ガンを「受け入れる」さらに「感謝する」という心になると、、ガン細胞はヘナヘナと
一気に元気がなくなるそうです。
なーんだ、悟ればいいのかぁ。
でも、それが難しいから、人は悩み・苦しむんだけどね。
余談・・・
アメリカといえば、スーパーマン。
でも、あのスーパーマンって、どうしてあんなにピチピチの服を着てるんでしょうね。
あっ、そうか!
あんなに体が大きいのに、Sサイズをきているんだぁ!
胸の前にでかでかと S ってかいてありますよね。
あの体で「S]サイズ・・・。
でもやっぱり、あの人は LL かな・・・。
これは、調律中の出来事ではありませんが、
学生時代にある高校サッカーの応援でトロンボーンを持って東京へバスで行きました。
その日はとっても寒くって、休憩の時にバスからおりて
みんな、あったかいコーヒーを自動販売機で買うために並びました。
私も、体の中からあたたまろうと、100円をいれてボタンを押しました。
ガチャっといって出てきたコーヒーは見事に冷えたコーヒーでした。
泣きそうになりながら、「冷たいのが出てきたぁ~!」というと、
みんなどこのボタンを押したんや?
と尋ねます。
「だって、”ポッカ”って書いてあるから、暖かいコーヒーだと思って・・・」
一同、大爆笑でした。
私は雪がちらつく中、”ポッカ”と書いたよく冷えたコーヒーを飲んで、さらに体を冷やしました・・・。