グランドタッチのアップライトピアノに名称が付きました!
『グランフィール』です。綴りは、granfeelで、Grand touch feeling の省略です。
ピアニストの野原みどりさんにグランドタッチのアップライトピアノ『グランフィール』を試弾された映像はこちらです。
☆まーちゃん☆
京都に本社のある株式会社エルプランニングの神崎社長が、頻繁にぴあの屋ドットコムにこられて
ピアノの湿気対策の新商品のアイディアの打ち合わせを行ってきました。
そしてついに完成!
「モイスライナーオアシス」という商品です。
これはアップライトピアノ用で、
グランド用は、
「モイスライナーGPファイン」といいます。
少し前に、動画で湿気を吸うすごい素材が見つかった、と紹介しましたね。
これです ↓
東洋紡さんのアクリレート系繊維をつかって作り上げたものですが、
湿気をすう度合がハンパじゃないです。
アップライト用のシートで、
4立法メートルの湿気を吸ってしまいます。
つまり、縦1m 横1m 奥行4m の範囲の湿気を吸ってしまうということです。
グランド用は、16立方メートルですから、
1m四方の面積が奥行16m先の分までの湿気すう優れものです。
もちろん、従来のピアノ専用乾燥剤は防錆剤なども含まれていますので、併用していただきたいのですが、
これをピアノ内部にはりつけるだけで、まず湿気が原因の故障はおこらないのではないかと期待しています。
アップライト用の販売価格は、5250円
グランド用の販売価格は、16800円です。
グランド用は譜面台とチューニングピンの下一面にこのシートを敷きますので、
消しゴムのカスやペンなどが、落下するのも防止できるという一石二鳥の役割もしてくれます。
詳しくは後日動画を撮影してご説明したいと思いますが、
ここで重大発表!!!!!!!
ぴあの屋ドットコムで販売するすべてのアップライトピアノに、
モイスライナーオアシス1枚を上前板の裏にはりつけて出荷することにしました。(2011年10月1日の契約から適用)
それにともないまして、防カビ剤の塗布は終了いたします。
それ以上効果が期待できます。
「ぴあの屋ドットコムで購入したアップライトピアノは湿気につよい」と言ってもらえるように
これからもガンバリます!!
☆まーちゃん☆
吹田倉庫で作業をしている、大山調律師に
「ピアノの飾りモールを作ってくれる職人知らない?」
と尋ねると、そのまた知り合いの調律師の知り合いという
京都の木工職人を紹介してもらって、今日会いに行きました。
見本になるピアノのモール付き上前板を持っていってみてもらいました。
こんな風に作れますか?
というと、なんとかやってみましょう! ということになりました。
京都の下賀茂で工房を持っている「中村兼三さん」という方で、
おもに、額縁を手作りで作っているそうです。
木のことについていろいろな面白い話を聞きました。
たとえばある大工は、一山ごと全部買って、そこに生えている木に印をつけ
家を建てるときに、北側に生えている気は、家の北側の柱につかい、
日のよくあたる南側には、当然南に生えている木を使うそうです。
それが自然に逆らわない使い方だと言われていました。
また昔の古い農家の家など取り壊して建て替えるときに
その材木を捨ててしまうことが多々ありますが、
あまりにももったいない、と言ってられました。
とにかく今はいい木が取れないから、少々の環境の変化でも木が反らない
昔の木をつかうのがいい、とのことでした。
今回制作を依頼した、ピアノのモールですが、木が反らないような材料選びからしてくれるそうです。
手作りの感覚を残した雰囲気があったほうがいいかもしれない、とも言われていました。
こういう職人の工房にいくとなぜかワクワクしますね。
良い経験ができました。
最初のモールは1か月後くらいにできるそうです。
ピアノに貼り付けてきれいになればいいですね☆
☆まーちゃん☆