心の窓」カテゴリーアーカイブ

心の窓メルマガ版 62 「母から娘への手紙」

母から娘への手紙

私のかわいい娘へ。

私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

話をしているときに私が同じ話を何回も繰り返したら、「さっき同じこと言ったじゃない」なんて言って遮らずに、ただ耳を傾けていて。幼いあなたが眠りに落ちるまで、私は幾夜も幾夜も同じ物語を読み聞かせたわ。

私がお風呂に入りたくないと駄々をこねても、怒って私を責めないで。あなたが小さな女の子だったころ、言い訳をして逃げ回るあなたを追いかけてお風呂に入らせなければならなかったことを思い出して。

新しいものに対して私が無知であることに気付いたときは、そんな目で見ないで、ゆっくり時間をかけて覚えさせて。覚えてるかしら、私があなたにたくさんのことを教えてあげたこと。正しい食べ方、お洋服の着方、髪のとかし方、そして毎日ぶつかる人生の壁との向き合い方までね。

私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

私が何を話していたか分からなくなってしまったときは、思い出す時間をちょうだい。そして、もし思い出せなくても、心配したり、いらいらしたり、馬鹿にしたりしないで。私にとって何よりも大切なことはあなたと一緒にいることだということを分かってね。

私が年老いて、以前のように歩けなくなったときは、やさしく手をとって。あなたが初めて歩いたときに、私がそうしたように。

そんな日がきても、決してさみしいだなんて思わないでね。私が最期の日を愛情に包まれながら迎えられるように、ただそばにいて。

ともに過ごした時間、ともに過ごすことができた幸せを、あなたに感謝しています。

満面の笑みといつ何時も絶やすことのないあなたへの愛とともに伝えさせて。

愛する、私の大切な娘へ。

(中島美緒さんのフェイスブックより)


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心の窓メルマガ版 61 「世界中の青少年へ」 

世界中の青少年へ

世界中の青少年に告げます。
貴方は何のために生まれてきたのですか。
殺人者になるために生まれてきたのではありません。
神(仏)は人を助けるためにあなたをこの世に送ったのです。
たとえ誰から何と言われようと、決して戦場に行ってはなりません​。
いかなる戦争にも大義はありません。
世の中でかけがえのないたった一つの自分のいのち。
あなたにとって唯一のいのちは、相手にとってもかけがえのない唯一のいのちです。

世界中のお母さんに告げます。
貴女は命がけで生んだわが子を戦場へ送ってはなりません。
尊いわが子を殺人者にしてはいけません。わが子を失ってはいけません。
世界中の母親が手を繋ぐことによって世界の平和は保てます。
惑わされてはいけません。どのような戦争にも正義はありません。
貴女にとってかけがえのない我が子のいのち。よその子も同じです​。

恨みに対して恨みでは解決できません。
力と力の抑止力の誇示では争いは解決しません。
あなたが相手を許すことによってのみ解決されます。
相手を救うことによってあなたの心も救われます。

≪私は日本語でしか言葉に表すことができません。これに共感し他国の言葉がわかる方は是非その国の言葉に直して発信して下さい。お願いします≫
作者不明

この文章は、フェイスブックを通じて飛び込んできました。フェイスブックは民衆が自由に意見を交換できるツールとして、世界を変えようとしています。私も内容に共感しシェアという形で発信したいと思いました。

ぴあの屋ドットコム 石山


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心の窓メルマガ版 60 「熊本の名校長・最後の授業」

熊本の名校長・最後の授業

私が考える教育の究極の目的は「親に感謝、親を大切にする」です。
… 高校生の多くはいままで自分一人の力で生きてきたように思っている。
親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。

これは天草東高時代から継続して行ったことですが、このことを教えるのに一番ふさわしい機会として、私は卒業式の日を選びました。

式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて、私が最後の授業をするんです。

そのためにはまず形から整えなくちゃいかんということで、後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、生徒をその横に正座させる。
そして全員に目を瞑らせてからこう話を切り出します。

「いままで、お父さん、お母さんにいろんなことをしてもらったり、心配をかけたりしただろう。それを思い出してみろ。
交通事故に遭って入院した者もいれば、親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんとお母さんの弁当に文句を言った者もおる……」
 
そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。

「おまえたちを高校へ行かせるために、ご両親は一所懸命働いて、その金ばたくさん使いなさったぞ。
そういうことを考えたことがあったか。
学校の先生にお世話になりましたと言う前に、まず親に感謝しろ」

そして「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、いま、お父さんお母さんが隣におられるから、その手ば握ってみろ」
 
と言うわけです。

すると一人、二人と繋いでいって、最後には全員が手を繋ぐ。

私はそれを確認した上で、こう声を張り上げます。
「その手がねぇ! 十八年間おまえたちを育ててきた手だ。
 分かるか。……親の手をね、これまで握ったことがあったか?
 おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。
 いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、おまえたちを育てるために
 大変な苦労してこられたからたい。それを忘れるな」

その上でさらに

「十八年間振り返って、親に本当にすまんかった、心から感謝すると思う者は、いま一度強く手を握れ」
 
と言うと、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。

私は「よし、目を開けろ。分かったや?私が教えたかったのはここたい。
 親に感謝、親を大切にする授業、終わり」

と言って部屋を出ていく。
振り返ると親と子が抱き合って涙を流しているんです。

大畑誠也(九州ルーテル学院大学客員教授)

『致知』2011年1月号  特集「盛衰の原理」より


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心の窓メルマガ版 59 「幸福度」

「幸福度」

ブータンの国王夫妻来日のニュースが流れていました。
まだ20代の若い国王ですが、見た瞬間なんと人相の良い人なんだろう、と思いました。

そしてもう一つ、私の価値観を180度変えてしまうような、話を聞きました。
「ブータンでは経済的発展よりも、国民の幸福度の高い国作りをしていきたい」

これだけでしたら「ふーん」と思うだけでしょうが、ブータンでは「幸せ=財/欲望」という算数のような式があるそうです。

つまり財が10とすると、欲望が1しかなければ、1分の10なので幸せは10です。でも10の財を持っていても欲望が1000もあると、幸せは1000分の10で、幸せ度は0.01になります。

つまり、欲望が少なければ感じる幸せは大きくなるということです。

ブータン国王のもう一つの言葉。
「欲望は、触れている情報量に比例して増大していく」

私はこの言葉に衝撃を受けたのです。
ブータンの平均年収は8万円だそうです。月収じゃないですよ。年収です。

それに比べて、日本の経済的豊かさは比較になりません。なのに日本では、毎年自殺者が3万人を超えています。

インターネットが普及し、テレビや本に雑誌、日本ではものすごい数の情報があふれています。それが幸せなことだと私は思っていました。

しかし、情報がなければ(知らなければ)幸せなことってたくさんあることが分かりました。

先日、小学生の子供をつれて電気屋さんに行きました。そこでは、「スーパーマリオ3Dランドまもなく発売!!」と大々的に宣伝をしていました。

それを見た瞬間、子供はずっとこのゲームソフトを「欲しい!」といい続けていました。

これなんですね。この情報を知らなければ、今あるDSだけで十分満足して楽しんでいたはずなのです。

人間は欲しいものさえ全部手に入れたら幸せになれるのでしょうか? おそらく、次はもっともっとと欲望は増えていくように思います。

結局、このDSソフトは子供に与えてしまいましたが、私は子供のころに親から買ってもらった事の思い出よりも、遊んでもらって楽しかった思い出の方が鮮明に覚えています。

親は忙しかったので数は少ないですが、その少ない中でしっかりと想い出をプレゼントしてくれたのだと思います。反省しないといけませんね。

生活満足度・寿命・環境負荷などから算出する「幸福度指数」というのがあって、2009年で日本は143カ国中75位だそうです。

経済的にあまり豊かでない国の人々からすると、日本人に対して「いったい何が不満なの?」と思うでしょうね。

これからはブータンの考え方を意識して、生きていきたいと思います。


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心の窓メルマガ版 58 「助けてくれてありがとう」

助けてくれてありがとう

特定非営利法人「エキスパート児童福祉支援協会」という団体があります。私は平成22年からこの団体の理事として、活動を行っております。

児童福祉施設で育った子供たちは、卒園したあと、就職や進学をするにあたり、すべて自分で自立していかなければなりません。

それまでにアルバイトをしたりしながら貯金はしているものの、アパートを借りるにも敷金などが必要で、進学には多額の入学金が必要になります。

いろいろな奨学金はありますが、入学や就職時に間に合わないケースもあるため、エキスパート児童福祉支援協会では、そのための支援を行っています。

毎年1月から2月にかけて、この支援金を申請するために子供たちが書いた作文を理事が集まり読みます。子供たちの生い立ちや、努力している姿を見ると、涙がとめどなく流れてきます。

ある女の子は高校3年間オール5の成績をとり、勉強を続けたい気持ちがあるにもかかわらず、進学費用をつくることができず就職を決意していました。

またある男の子はこのように作文に書いています。
「自分は何のために生きているのか?と生きる意味が分からなくなってしまいました。食べる、寝るといった当たり前のことが出来なくなってしまい、どうでもよくなってしまいました。自分なんていなくてもいいんじゃないか、と思ってしまいました」

えっ?と思って作文を読み進めていると、
「私は気づいたことがあります。私にとって幸せでうれしい気持ちになること、それは私がした事で誰かが笑顔になり、嬉しい気持ちになれることです。私は人の笑顔が大好きで、それを感じられる仕事がしたかったんです」
とこのようなことが書いてありました。

この子は、気づいた自分の夢に向かって前に進み始めています。

協会では、子供たちに3つのメッセージを贈っています。

①たくさんの夢や希望を持つ人を応援します
②いつか誰かの役にたてる人になってください
③多くの支援者が皆さんを応援していることを忘れないでください

申請が通った子供には、15万円の支援金が贈られます。これは返さなくていいお金です。いつか誰かにこの気持ちを伝えてくれたらいい、いつか誰かに手を差し伸べられるような人になってくれたいい、という思いを込めて支援しています。

子供たちの手紙には、「この支援金がなければ進学をあきらめなければならなかった、本当にありがとうござます」と感謝のメッセージが数多く寄せらせています。

しかし、協会からの支援金は限られています。申請してきた子供たち全員に手を差し伸べたい思いはあるのですが資金が足りません。今年は409名の申請がありましたが、支援できたのは147名だけです。

そこで、この文章を読んでいいただいた皆様に、私から心からのお願いがあります。

「書き損じはがき・未使用はがき・未使用切手」を寄付していただけませんか?
回収したはがき3400枚で、子供一人分の奨学資金が贈れます。

1人でも多くの子供に手を差し伸べたいという思いから、この企画は私と東京の理事さんが発起人になって始めました。

今回の期間は、今年度の支援に間に合わせるため、2012年1月31日までとさせていただきますが、今後もこの企画は進めていきたいと考えています。

ご協力いただけるかたは、ぴあの屋ドットコムにお送りください。
私からまとめて協会へ送りたいと思います。

ご協力よろしくお願いいたします。


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