心の窓」カテゴリーアーカイブ

心の窓メルマガ版 3 「運気を上げる人」 

運気を上げる人 落とす人

壊れた椅子が一つあります。捨てるのはもったいない、と倉庫に片付けてその後、その椅子の存在を忘れてしまうこともありますね。でもこれは、その人の運気を落とすことになるのです。

椅子はふつう木でできていますね。木は命あるものです。木はその命を捨て、人に座ってもらうために椅子として生まれ変わりました。しかし、壊れてしまった椅子は、もう椅子として使われず、倉庫で蜘蛛の巣が張っている状態になったわけです。

木は椅子として使ってもらいたいのです。そのために死んだのです。でも人間の所有欲のために、その命が生かされない状態が続くわけです。それなら次のチャンスが欲しいと木が思うのは当然でしょうね。人は何をすればいいのでしょう。そう、修理をして使うか、リサイクルに出して使ってくれる人を探すか、または燃やしてしまうことです。

再利用ならわかるのですが、なぜ燃やしてしまうのでしょう。それは、木を燃やすことで二酸化炭素や灰として転生し、再び木々がそれを吸ったり灰を栄養としてその命が循環するからです。その命の循環(輪廻転生)を人間が止めてしまうから、運気が落ちるのは当然だと思います。

つまり逆にいうと、運気を上げる人は、「ため込まない人」なのです。ストレスはもちろん着なくなった洋服でも、すべてのものをためこまない人なんですね。特に私の場合は、「脂肪」を溜め込まないように気をつけたいと思っていますが、これはなかなか難しい問題です(笑)。

もったいない、というのは日本人の美徳ではありますが、有効に使ってこそ「もったいない」が生きてくるのであって、利用せず溜め込むだけの欲望は捨て、命を循環させるために捨てる勇気をもつことも、実はとても大切なことなのです。

そして使わないお金を有効利用してもらうための「寄付」(社会貢献)は、最も運気を上げる方法であることを知っている人は少ないかもしれません。そんなことをするくらいなら自分に利益が欲しいという人は、この宇宙法則を知らないのです。もしこれを理解されたら今後の生き方が一気に変わってくるでしょう。社会に貢献している企業が伸びていくのは当然のことですが、「見返りを求めた」寄付や社会貢献は逆に運気を下げてしまいます。ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブです。

お釈迦さんが弟子にいいました。托鉢に回るなら、お金持ちではなく貧乏な人のところを回りなさい。

この意味はわかりますね。貧乏から脱出させる最善の方法をお釈迦さんは知っていたのです。

※メルマガ「心の窓」は、特定の思想・宗教などを奨励するものではありません。転送は自由です。(現在のメルマガ登録者数 1114名)

ぴあの屋ドットコム 石山

ご感想をいただきました

Oさん:
反省しきりです。
着ない服の山です。
タイの孤児院へ行く時は、カバンいっぱい持って行きます。
運気をあげる為に、家の要らないものをリサイクルさせようと思いました。

Mさん:
感動です。
その通りですね。
大多数の人は宇宙の法則を知らずに自己の欲望のままに生きています。
運気が上がらないのはその為かも知れませんね。
石山さんの「例え話」はとても分り易いです。
言葉だけでなく「タイの貧困児童の為に使って」と残ったバーツを寄付して頂いた行為は、自ら実践されている姿そのものです。

Kさん:
いつもながら心にしみこむ様なお話ですね!
私もいろんな物を溜め込むほうで、確かにその分お金は貯まらず、運気もあがっていないのは確かです。
自分の周りを見渡して、改めたいと思います。

Sさん:
毎年の目標の一つが、整理整頓なのですが…、このメールを読んでいて気付きました。
整理は捨てること、心を整理すること。目標達成の手段の一つであること。
捨てる(執着を)心が大切なんですね。心に決めて、実行してみます。


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心の窓メルマガ版 2 「生きることは捨てること」

「生きることは捨てること 捨てることは生きること」

木の枝が半分折れて風に揺れています。秋が来ました。緑の葉っぱは徐々に色づき、やがて木からはなれて落ち始めました。枝が生きているからこそ、葉を落としそれが土に還って木々の栄養として吸い上げられ、やがて葉として再び生まれ変わるのです。

ところが、折れた枝に付いた葉はいつまでも落ちません。他の葉は全て落ちてもいつもまでも枝に付いたままです。つまり、死んだ枝は葉を落とすこともできないのです。生きているからこそ、葉を落とすことができる。それは次へのステップのためなのです。

人間は、いつまでも自分のものを離そうとしません。一旦得たものはいつまでも所有したいという欲望があります。これを執着といいます。コップの水が半分に減らないと、新しい水をそそぐことができないように、手を離さないと新しいものは得ることができないのです。

面白い実験があります。サルを捕まえることはカンタンだそうです。手がやっと入る箱の中にバナナを入れておきます。サルはそれを取ろうと箱の中に手を入れます。しかし、バナナをつかむと手が引っかかって抜けないのです。サルは必死にそのバナナを取り出そうとキーキー言っていつまでも離そうとしません。そこを後ろから歩み寄って頭に袋をかぶせて捕まえるそうです。

人間も同じことをしていませんか? この世に自分のものなんて一つもありません。自分の肉体だって最後にはリン酸カルシウムやCO2となって地球に返さないといけないのです。いつまでも古いものにしがみついて離そうとせず、新しいチャンスを逃していませんか。

唯一自分のものといえるものは、あなたの「心」です。その心は汚れていませんか。人生が終わったとき、汚れたままで帰っていってもいいのですか。せっかくこの世に生まれたのですから、きれいにして帰りたいと私は思います。

「ありがとうと言われる人生」は、どんな「物」を得ることよりも大きな喜びを得ることができます。さあ、これから一緒に魂を磨いていきましょう。

※このメルマガ「心の窓」は、特定の思想や宗教を奨励するものではありません。転送は自由です。

ぴあの屋ドットコム 石山

ご感想をいただきました。

Oさん:
心に残る、染み入るお言葉を頂戴しました。
僕は、お気楽で何も考えてないですが、ありがとう、は言っても言われても良い、人間の姿ですね。「どうも」だけの挨拶、絶滅運動!? 大げさですが、どうも、のあとの言葉を大切にしていきたいものです。

Kさん:
私も、これからもっともっと心を磨いていくつもりです。
私の、座右の銘というか心のあり方は石山さんから伝授していただいた、『うんこと蝿…』花になるよう心掛けているつもりです。
「このやろう~」とか「どうして、こんな事に…」と思ったとき、いつも『うんこになっちゃ、だめ』と自分に言い聞かせながら、日々過ごしております・・・
またまた、心にしみるお話ありがとうございます。

Aさん:
生きることは捨てること。昨日日曜日掃除しながらメール読ませて頂きながら、捨てられない悲しさを痛感しました。ああーなにもかもすっきりしたい今日この頃です。素敵なメールありがとうございました。


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心の窓メルマガ版 1

心の窓メルマガ版

メルマガの配信をしております。タイトルは「心の窓」。
これからこちらにも転載していきたいと思います。
内容をバージョンアップしているところも多々ありますから、メルマガ受信されてる方も2度楽しめると思います。

どんな内容かといいますと、「心」の部分にスポットを当てて、それを理解しやすいようにたとえ話などに置き換えたり、メンタルな部分を深く解説して、その実践方法や気持ちの持ち方を説明しています。

さらに、スピリチュアルな部分にも踏み込んでいることもありますが、私の個人的な考えですので、すべてが正しいと思わないで下さい。100人いたら100人の考えがあることは当然ですからね。

転載も自由ですが加筆修正せず、配信者名もふくめてそのままコピーしてください。

それでは次号からお楽しみに!

ぴあの屋ドットコム 石山雅雄

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ぴあの屋ドットコム 石山

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心の窓 52.一つのお願い

一つのお願い

私は中学1年の頃から視力が急激に落ち始めました。
バレーボールをやっていましたので、メガネでは危険なため、すぐにコンタクトを使用するようになりました。12歳から44歳までですから、なんと32年間コンタクト生活です。

旅行にいくときは、コンタクト用品を一式いつも用意しないといけませんし、用意せず外泊することになったときには、そのたびにコンビニで保存液を買わなければなりません。

また、寝不足の時には目が充血した状態でコンタクトを入れるのは、ちょっと辛いものがあります。最近は使い捨てのコンタクトがありますが、費用はけっこうかかりますよね。

なによりも、就寝中に大地震がきたら大変です。0.1の視力のまま、脱出しないといけませんから。

そんな不安をかかえながらその頃からずっと思っていたことがあります。
それはもし、神様が一つだけ願い事をかなえてくれるなら
「視力を元に戻してください」とお願いしたいと思っていたのです。
それくらい、目が悪いということは、私にとってはとても辛いものでした。

ところが、最近友人から「石山さん、レーシック手術を受けてみたら?」といわれて、ずいぶん悩んだ末、ついに決心して受けてみることにしました。なかなか決断できなかったのは、目の手術って目の玉をくりぬいて外に取り出してするものだと思っていたからです。元来怖がりの私にとってはそうじゃない、と聞かされてもそれはそれは一大決心だったのです。

そして手術が終わって視力は現在、両眼とも裸眼で2.0。
神様の願いが、手術でカンタンに叶ってしまったのです。

手術費用は188000円。健康保険は適用ありませんが、生命保険から10万円の手術給付金が出ましたので、こんな費用でできるなんて信じられない思いです。

私が受けたのは、品川と梅田にあるクリニックですが、日本でまだ数台しか医療器械がない「イントラレーシック」という手術で、精度が高く成功率99%だそうです。
レーザーをあてるだけでほとんど痛くありませんし、すぐに日常生活に戻れましたので、歯医者に行くような感じでした。友人が割引券をくれたので、安くなって本当にありがたかったです。

みなさんも視力の悪い方、検討してみられたらいかがでしょう。手術が終わって、見えるものすべてが美しい! 感動です!

1万円も安くなる割引券をたくさんもらいました。もったいないからどなたでも差し上げますよ。検査料金もこの券でタダになるみたいです。メールでお知らせくださいね。ここではクリニックから遠い人は、なんと宿泊代の一部も負担してくれるそうです。最近の病院は、まさに至れり尽くせりです。

今、またちょっと成長した私が思うことがあります。
神様が一つだけ願いをかなえてくれるなら、きっとこうお願いするでしょう。

「世界中すべての人の目がよくなりますように・・・。でもメガネ屋さんが潰れないようにしてあげてくださいね・・・」

2006.11


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心の窓 51.お子様ランチ

夢の時を生きるお子様ランチ

ある講演会で聞いた話です。
有名なお話ですので、ご存知の方も多いかもしれませんがお読みくださいね。

東京ディズニーランドではいろいろなエピソードがあります。

ある若夫婦がディズニーランドに来ました。
そして、レストランに入りキャストに「お子様ランチを二つください」と注文をしました。

キャストは「お子様ランチでございますか?」と聞き返し、うなづく若夫婦に
「まことに申し訳ございませんが、当ディズニーランドでは
お子様ランチは9歳以下のお子様にしかお出しできない規則になっております。
大人の方には量も満足いただけないかと思いますので、どうぞ他のお料理からご注文ください」と話すと、

「分かりました。そういう規則でしたら仕方ありません・・・」
と若夫婦はガックリと肩を落としました。

その姿をみたキャストは、落胆した様子の夫婦の様子を見て、
「なにかお子様ランチを注文される理由があるのですか?」と尋ねました。

すると、このように若夫婦は話しました。
「私たち夫婦にはなかなか子供に恵まれませんでした。
やっと女の子が生まれ喜んでいましたが、
子供は病気がちで、一才を迎えることなく亡くなってしまいました。

私たちは毎日泣いて過ごしてきましたが、これではいけないと思い、
きっとあの子が生きていたなら、このディズニーランドに遊びにきただろうな
と思って一周忌のこの時期に来たんです。

入り口でパンフレットが置いてあって、
このレストランでお子様ランチがあると書いてあったので、
きっと子供と一緒ならここでお子様ランチを食べただろうな、と思って入ったのです。
でも、規則でダメでしたら仕方がありません。他のものにします・・・」

これを聞いたキャストは即座に、
「分かりました。お子様ランチをお出ししましょう!
ただ、この席はお二人用のカップル席です。
ご家族の席はあちらです。どうぞご案内します。あちらの席へどうぞ!」
そして、家族席に案内したキャストは座席の一つを子供用の椅子に交換しました。

しばらくして届けられたお子様ランチは3つ。
「えっ? 注文したのは2つですが」とゲストが話すと、
「3つ目のお子様ランチはディスニーランドからのプレゼントです。
どうぞ、お楽しみください!」といって、お子様ランチを子供の席にそっとおいたのです。
夫婦はもう涙をいっぱい目にためて、そのキャストにお礼をいいました。

このキャストの行為は規則違反ではありますが、でもお客様は感動して涙を流して喜んでいます。
普通の会社なら、規則違反をしたと責められるかもしれません。
しかしディズニーランドでは、「良くやった!」と全員から拍手を浴びるのです。

規則のための規則ではありません。ディニーランドにきてくださったゲストが、
悲しい気持ちで帰って欲しくない、という当たり前の“人間愛”がここにはあり、そういう社員教育をしているからこそ、こういう感動的な出来事があったのだと私は思います。本当に素晴らしいことだと思います。

ディズニーランドでは他にもこのような感動秘話があるそうですよ。

レストランでお食事をすませたあと、ゲストが真っ青な顔をして戻ってきました。
トレイに結婚指輪を置いたまま出てしまったことに気が付いたのです。
しかし、すでにゴミ箱に行ったあとでした。

それを聞いた、若い女性キャストが「分かりました。探してみましょう!」と
いきなりゴミの中を探し始めたのです。

しかしそのゴミ箱は、さらに大きなゴミ収集所に運ばれたあとでした。
その女性キャストは、そこへ行きなんとその大きなゴミの山の中へもぐっていったのです。
綺麗な服や髪もドロドロです。それを見た周りのキャストも手伝い始めました。
でも、巨大なゴミの山のなかから指輪をさがすなんて、砂浜で落としたコンタクトレンズを探すようなものです。
ゲストは、「もういいです。私の不注意ですし、十分探していただきましたからもうあきらめます」
と話していた矢先、なんと3時間後、そのゴミの山から結婚指輪が発見されました。

ゲストはもう大感激です。

めんどうくさいと思うこと、相手の予想をはるかに超える行動、こういった事を心からできるということが、人を感動させ人間を成長させるということですね。

先日、銀行の人が私のところにきて話していました。
銀行で出世して支店長とかになる人はすぐ分かるそうです。
たとえば、コピーをとっていて紙がなくなった場合。
トレイの下にすこしだけ予備があって、それを補充すれば自分のコピー枚数には足りると思い、
それだけを補充する人。
かたや、後の人のために倉庫までコピー用紙を取りに行って、たっぷりと補充をしておく人。
出世をする人は、間違いなく後者のタイプの人だそうですよ。

つまり、人にほめられるために行動して自慢するのではなく、
だれも見ていなくても、後の人が困らないようにしておくという思いやりですね。
これが「徳を積む」という行為で、だれも見ていなくても、
きっと神様や仏様が見ている、という心がある人が、最後は認められるということですね。

「ありがとうと言われる生き方」を私も実践していきたいと思います。

2006.11


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